おひさしぶりです!GoRAアシスタントの細井です。
梅雨真っ只中ですが、みなさまいかがお過ごしでしょうか?
ここ最近の僕はサッカーのコンフェデレーションズカップを楽しみに日々を過ごしています。
高校時代に試合でけちょんけちょんにされた経験のある選手が代表にいるというのは、なんだか不思議な気分です。
その人がプレーしている姿を見るたびに、高校時代ボールを追いかけていた自分を思い出して懐かしい気持ちになります。
……と、僕のどうでもいい個人的な話はこの辺にしまして、先日GoRAでシナリオ合宿をやったということもありますし、今回は普段の打ち合わせの雰囲気をテーマに記事を書いていこうと思います。
ということで先にも書いた通り、GoRAは先日シナリオ合宿をしてきました!
シナリオ合宿と銘打っているわけですが、『K』の続編に関わる色々なことについてメンバーで話すだけでなく、これからの『K』の更なる展開へ向けてより一層GoRAの結束を固めていくためにちょっとしたレクリエーションをしたりと、たいへん充実していたと思います。
今回はスケジュールの都合でブラックこと高橋弥七郎さんが残念ながら参加できなかったので、次はぜひとも全員で合宿をやりたいです。
以下では「打ち合わせ」パートで普段の打ち合わせの雰囲気を、「シナリオ合宿」パートでシナリオ合宿での出来事についてお伝えできたらと思います。
■打ち合わせってどんな感じ?
ここ最近のGoRAの打ち合わせは、劇場版『K』のシナリオについて話し合うことが多いです。
↑はGoRAのシナリオ資料です!(中身の写真はさすがにNGでした。残念!)
他にはこんな資料もあります。
ちなみにこういった資料の作成はアシスタントの仕事だったりします。こういった資料を作るときは、とにかく見やすいものを作るよう心がけています。
シナリオ打ち合わせでは、
「あのテレビシリーズから続く物語として、どんなことを描いていきたいか。」
「このキャラクターには、今後どんな展開が必要なのか」
などなど、メンバーがそれぞれ意見を出しあい、最良のシナリオを作るべく話し合いを続けています。
シナリオ打ち合わせには僕も同席しているのですが、GoRAの皆さんの、とことん妥協しない姿勢には毎回「凄いなあ」と感動してしまいます。
シーンひとつひとつ、設定ひとつひとつに対して、全員が納得できるまでとことん話し合って決めていくんです。
時にはひとつのシーンに対してその日の打ち合わせ時間の殆どを使ったり、なんてこともありますし、それでも決まらないときには各自持ち帰ってより良い案を考える、なんてこともあります。
またGoRAは7人の作家さんたちが集まっているということもあり、打ち合わせではそれはもう多くの意見が飛び交います。
かなりのアイデアが出るのでその分残念ながら採用されなかったアイデアも沢山あるのですが、そういったアイデアも面白そうなものばかりで、個人的にはそれらが別の機会で世に出てほしいなと毎回思っています。
そういったアイデアをファンの方々に届けられるような機会を作ることができないか、少し自分も考えてみようと思います。
今は劇場版のシナリオ作業が中心にあるためどうしてもシナリオの話が多くなってしまいますが、他にもコミカライズやノベライズの相談なども打ち合わせで話し合ったりしています。そちらについてはメンバーへのインタビュー記事や今後の打ち合わせレポート記事でお伝えしていけたらと思います!
■シナリオ合宿
これは先日のシナリオ合宿での写真です。行きの電車の中でも少し話し合いをしていました。
いつもと違う場所へ向かう電車って、ウキウキしてしまって窓の外に流れる光景に興味津々になったりすると思うんです!
僕自身、電車内で皆さんとワイワイしている光景を想像していたのですが、席について食事をとって「さあ、ワイワイやるぞ!」と僕が気合を入れたところでGoRAの皆さんがまずとった行動が上の光景だったんです……!
「ほら皆さん見てください!窓の外の景色!凄いですよ!」とかやりたいなぁと思っていた僕は、打ち合わせをしながら窓の外をチラチラと見ていたようで、それはそれはかなり変な人に見えただろうな、と少し落ち込みました……。
シナリオ打ち合わせについては上で書いたので合宿のレポートとしては割愛させていただいて、ここではシナリオ合宿でやったちょっとしたゲームについてお話しようと思います。
皆さん「人狼」ってご存知ですか?
ここ最近、テレビ番組で扱われたりもしているのでご存じの方も多いかも知れません。
検索サイトで検索していただくと解説サイトが沢山ありますので、細かいルール等についてはそちらかでご確認いただければと思います。
シナリオ合宿1日目の夜、この人狼ゲームをGoRAでやってみたのです!
全員が経験者というわけではなかったので、経験者からのレクチャーを受けてからやってみました。
未経験の方も経験者の方々が感心するようなことをやってのけたりと、さすが作家さん!と思わずにはいられませんでした。
せっかくなので、人狼を通じてGoRAメンバーにどんな印象を持ったのか、GoRAピンクこと来楽さんとブルーこと古橋さんにお話を伺ってみました!
――お二人は人狼を初めてプレイしたということでしたが、いかがでしたか?
古橋(ブルー):うわさには聞いていたのですが、面白いものですねえ。 何人もの人が真顔で即興の嘘をついたり、表情や理屈の破綻からその嘘を見破ったりするのですが、みなさん頭の回転が速くてすごかったです。 私はアドリブとかがぜんぜん駄目なたちで、だいたい真っ先に脱落してたんですけど、そうなったらなったで、神の視点から生き残りの人たちの騙し合いを見て楽しめるんですね。よくできたゲームだと思います。
来楽(ピンク):最初は何がなにやらで、あわあわしてました。経験者の宮沢(レッド)さんとあざの(グリーン)さんが手慣れていて弁も立つので、自分が人狼になったときは、あてがなかったらとりあえずこの二人のどっちかを食い殺しておくか……となっていました(笑)私は初めてだったのにやたら人狼を引いてしまい、後半は人狼・人狼・狂人・人狼・人狼、くらいの割合で引いていて、善良な民をほとんどやらなかった気がします……。壁井(イエロー)さんに「何か憑いてるんじゃない?」と言われるほどでした。
――人狼をやってみてイメージが変わったメンバーや、逆に「この人はやっぱりこうだった!」などと思ったメンバーがいたら教えて下さい
古橋:各人、自分の意見を主張して周りを説得する場面が多々あるわけですが、おおむね普段のミーティングの時と似たような傾向が出ていたと思います。特に、初心者への説明もかねて、あざのさんが「もしこの人が●●なら、この場面で■■と言うことはありえない。仮に●●でないふりをするためにわざと言って、もしそれが信用されてしまっても困るからやっぱり自分から言い出すことはないはず――」といったふうに、一瞬で緻密な理屈を立てて解説してくれたんですが、私は半分くらいでよく分からなくなってしまい「この人が嘘ついてても自分には分からんなー」と思いました。あとは来楽さんが、「初心者だからあまりひねったことはしないだろう」という周囲の予断を利用して、にこやかに微笑みながら淡々と大嘘をついて周りを引っ掛けていたのが印象的でした。
来楽:壁井さんも人狼初めて組だったのですが、一番最初の回で、全然わからなくて困ってる、みたいな純真な顔をして実は人狼で人を食い殺してたときは「!?」となりました(笑)逆に古橋さんは正真正銘の善良な村人率が高くてイメージ通りでした。人狼の手がかりがなくて手詰まりになったとき、大事な役職持ちの村人を間違って殺すくらいなら自分が殺されていいですと名乗り出てくれたり。古橋さん……あなたの犠牲は無駄にはしない……という局面が何度かあったと思います(そのとき大体私は人狼でしたが……)。今回は鈴(オレンジ)さんがずっとゲームマスターをしてくれていて、やしち(ブラック)さんは参加していなかったので、この二人のことも気になります。
お二人が言うように、レッドさんとグリーンさんは本当に弁が立っていて、まんまと騙されてしまうことが多々ありました。
長々と書いてきましたが、皆さんいかがだったでしょうか?
初めてのことで上手く書くことができたか不安ですが、この記事を読んで少しでも楽しんでいただけたら幸いです。
もっともっと面白楽しいブログにできるよう、記事の内容や書き方などなど色々と模索していこうと思います。